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Editing

編集の流れ

動画の書き出し設定とアップロード前の確認

目次
  1. 書き出しとは何か
  2. 主な設定項目
  3. 形式(フォーマット)
  4. 解像度
  5. フレームレート
  6. ビットレート
  7. 音声の設定
  8. 書き出しの手順
  9. 書き出した後の確認項目
  10. アップロード時の設定
  11. よくあるトラブルと対処
  12. 次にやること

動画の書き出し設定は、「撮影した素材の解像度とフレームレートに合わせ、YouTubeが受け付ける一般的な形式で書き出す」のが基本です。難しく考える必要はなく、多くの編集ソフトには、YouTube向けの設定が用意されています。この記事では、各設定の意味と、アップロード前に確認する項目を説明します。

書き出しとは何か

書き出し(エクスポート)は、編集ソフトの中で作った動画を、再生できる動画ファイルとして保存する作業です。編集中の状態は、ソフトの専用データであり、そのままでは他の人に見せられません。

書き出しの設定を間違えると、画質が落ちる、容量が大きすぎてアップロードに時間がかかる、音が入らないといった問題が起きます。基本の設定を理解しておけば、毎回の作業で迷いません。

編集ソフトによって、書き出しの画面の名称や項目の並びは違います。「エクスポート」「出力」「レンダリング」などと呼ばれる場合があります。ソフトのヘルプで、動画ファイルを作る手順を調べると、確実です。

初めて書き出すときは、短い動画で試して、設定の流れを覚えるとよいでしょう。時間のかかる長い動画で試すと、設定ミスに気づいたときにやり直しが大変です。

主な設定項目

形式(フォーマット)

動画ファイルの形式で、一般的にはMP4が使われます。多くのサービスで再生でき、画質と容量のバランスが取れています。YouTubeが推奨する形式は、ヘルプに記載されているので、確認してください。

解像度

映像の細かさです。素材を撮影した解像度に合わせるのが基本です。フルHD(1920×1080)で撮影した素材を、それより高く書き出しても画質は上がりません。

縦型のショート動画は、縦横を逆にした比率(1080×1920など)になります。

フレームレート

1秒あたりのコマ数です。撮影した素材と同じ値にそろえます。たとえば、30fpsで撮影したなら、30fpsで書き出します。違う値にすると、動きがぎこちなくなる場合があります。

ビットレート

映像の情報量です。高いほど画質が良くなりますが、ファイルの容量も大きくなります。編集ソフトの「YouTube向け」のプリセットを選べば、適切な値が自動で設定されることが多いです。

音声の設定

音声の形式は、AACなどの一般的なものを使います。音量の基準については、YouTubeが推奨する範囲がある場合があるので、ヘルプで確認します。

設定を変更するときの注意として、画質を高くするほど書き出しの時間も長くなります。パソコンの性能によっては、長い動画の書き出しに数十分以上かかる場合もあります。

その間、パソコンの他の作業が重くなるため、書き出し中は他の重い作業を避けます。夜にまとめて書き出すなど、時間の使い方を工夫すると、作業効率が上がります。

書き出しの手順

  1. 編集が完了していることを確認する
  2. 書き出しの画面を開く
  3. YouTube向けのプリセットがあれば選ぶ
  4. 解像度とフレームレートが素材と合っているか確認する
  5. ファイル名と保存先を決めて書き出す
  6. 完了したら、ファイルを再生して確認する

プリセットがない場合は、上記の項目を個別に設定します。設定を一度決めたら、保存して使い回せるソフトが多いです。

書き出した後の確認項目

書き出したファイルは、アップロードする前に、最初から最後まで再生して確認します。

  • 映像が途中で止まったり、乱れたりしていないか
  • 音声が最初から最後まで入っているか
  • 音と映像がずれていないか
  • テロップに誤字や表示の漏れがないか
  • 冒頭と最後に、余計な映像や空白がないか
  • 個人情報や他社のロゴなど、映り込んではいけないものがないか

確認は、スマホの画面で行うと、見る人の環境に近い状態で見られます。

確認の際に、動画の長さが予定とずれていないかも見ておきます。編集ソフトのタイムラインで確認した長さと、書き出した動画の長さが違う場合は、書き出す範囲の設定が間違っている可能性があります。

また、アップロードの前に、ファイルの容量を確認しておくと、通信の時間の目安が分かります。容量が大きすぎる場合は、ビットレートを少し下げて、画質への影響を見ながら調整します。

確認の際に、動画の長さが予定とずれていないかも見ておきます。編集ソフトのタイムラインで確認した長さと、書き出した動画の長さが違う場合は、書き出す範囲の設定が間違っている可能性があります。

また、アップロードの前に、ファイルの容量を確認しておくと、通信の時間の目安が分かります。容量が大きすぎる場合は、ビットレートを少し下げて、画質への影響を見ながら調整します。

アップロード時の設定

YouTube Studioで動画をアップロードする際は、次の項目を設定します。

  • タイトルと説明(検索語を意識して書く)
  • サムネイル
  • 再生リスト
  • 視聴者(子ども向けかどうか)の設定
  • 公開範囲(公開、限定公開、非公開)

最初は「限定公開」でアップロードし、再生や表示を確認してから公開すると安全です。アップロード直後は、高画質の処理が終わっていない場合があるため、処理が完了してから確認します。

よくあるトラブルと対処

  • アップロードが遅い: ファイル容量が大きいか、通信環境が弱い可能性。ビットレートを下げる、通信の安定した場所で行う。
  • 画質が荒い: 書き出しの解像度が低い、またはビットレートが低い可能性。設定を見直す。
  • 音が出ない: 書き出しの音声設定がオフになっていないか確認する。
  • 画面の端に黒い帯が出る: 画面比率が素材とずれている可能性。プロジェクトの設定を確認する。

トラブルが起きたときは、原因を一つずつ切り分けます。書き出し設定の問題か、素材の問題か、ソフトの問題かを、短い動画で試して確認します。

解決しない場合は、ソフトの公式サイトの情報や、利用者のコミュニティで、同じ症状の人がいないか探します。症状と使っている環境(OS、ソフトのバージョン)を整理して調べると、見つかりやすくなります。

次にやること

使っている編集ソフトの書き出し画面を開き、YouTube向けのプリセットがあるか確認してください。ある場合は、それを使って短い動画を書き出し、限定公開でアップロードしてみます。再生して画質と音を確認し、問題がなければ、その設定を保存して今後も使いましょう。ない場合は、本記事の項目を参考に、設定をメモして記録しておくと安心です。

設定が決まったら、書き出しの手順を一枚のメモにまとめておきます。次回以降に、同じ手順で迷わず進められます。また、設定を変えるときは、変更した内容と日付を記録し、トラブルのときに戻せるようにしておきます。