YouTube・ショート動画の企画、台本、編集、導線づくりを、集客の目線で解説します。

Editing

編集の流れ

スマホで動画を撮影するときの機材と設定

目次
  1. スマホ撮影で十分な理由
  2. 最初にそろえたい機材
  3. 三脚またはスタンド
  4. 照明
  5. マイク
  6. その他
  7. 撮影前の設定
  8. 画面の向き
  9. 解像度とフレームレート
  10. 機能のオフ
  11. 撮るときの手順
  12. 構図の基本
  13. 次にやること

集客用の動画は、スマホ1台と三脚があれば撮影できます。画質を決めるのは、機材の価格よりも、光の当て方、音の録り方、カメラを固定することの三つです。この記事では、最初にそろえたい機材、撮影前の設定、撮るときの手順を順に説明します。

スマホ撮影で十分な理由

最近のスマホは、動画の画質が向上しており、解説動画や相談動画の用途なら十分な品質で撮れます。高価な撮影機材を買う前に、スマホで始め、必要を感じたら機材を足す進め方が現実的です。

大切なのは、見る人が内容に集中できる状態を作ることです。映像が揺れない、顔や手元が見やすい、音が聞き取れるという三点がそろっていれば、集客の動画としての役割は果たせます。

スマホで撮影する利点は、すぐに撮れて、すぐに確認できることです。撮影の敷居が低いので、動画の本数を増やしやすく、練習にもなります。

ただし、スマホにも限界があります。暗い場所では画質が落ち、遠くの被写体は大きく写せません。撮影の条件を整えて、スマホの得意な状況で撮ることが、品質を保つコツです。

最初にそろえたい機材

三脚またはスタンド

手持ちで撮ると、映像が揺れて見づらくなります。スマホを固定できる三脚やスタンドを用意します。机に置ける小型のもの、床から立てる背の高いものなど、撮りたい構図に合わせて選びます。

照明

明るさは、映像の印象に大きく影響します。まずは、窓からの自然光を使います。顔に光が当たるよう、窓に向かって撮影するか、窓に対して横に座ります。逆光(窓を背にする)だと、顔が暗くなります。

自然光が足りない場合や、夜に撮る場合は、卓上のライトやリングライトなどを検討します。価格や仕様は変わるので、購入前に確認してください。

マイク

スマホの内蔵マイクでも撮れますが、口に近づけられない場合は、外付けのマイクがあると音がクリアになります。音声の整え方は、別の記事で説明しています。

その他

  • モバイルバッテリー(長時間の撮影で電池が減るのを防ぐ)
  • 十分な空き容量(動画のデータは容量が大きい)
  • レンズを拭く布(指紋でぼやけるのを防ぐ)

機材は、使う場面を想像してから選びます。机の前で話す動画が中心なら、小型のスタンドで十分です。立って動きながら撮る動画なら、高さを調整できる三脚が必要です。

機材は、少しずつ追加していくのが現実的です。最初に全部そろえようとすると、費用がかさみ、使わないものも出てきます。不便を感じたときに、必要なものを足していくと、無駄が少なくなります。

撮影前の設定

画面の向き

横長(16:9)の動画は通常のYouTube向け、縦長(9:16)はショート動画向けです。撮影前に、どの向きで使うかを決めます。向きを間違えると、後から切り抜くことになり、画質や構図に影響が出ます。

解像度とフレームレート

スマホのカメラ設定で、解像度(フルHDなど)とフレームレート(1秒あたりのコマ数)を選べます。一般的な解説動画なら、フルHDで十分なことが多く、高い設定にするとデータ容量が大きくなります。設定の選択肢は機種によって違うので、機種の説明書で確認します。

機能のオフ

撮影中に、通知が入ったり、通話が着信したりすると、録画が途切れる場合があります。機内モードにする、おやすみモードに設定するなどして、中断を避けます。

撮影の前に、スマホの空き容量を確認します。長い動画は容量が大きく、撮影中に容量が足りなくなると、録画が途切れます。不要な写真やアプリを整理しておくか、撮影した動画を定期的にパソコンなどに移します。

また、カメラのレンズの汚れも、画質に影響します。撮影前に布で拭くだけで、ぼやけが減ることがあります。

撮るときの手順

  1. スマホを三脚に固定し、目の高さか、やや高い位置に置く
  2. 画面の中の自分の位置を確認する(頭の上に少し余白を残す)
  3. 光の当たり方を確認する(顔が影になっていないか)
  4. 数秒の試し撮りをして、映像と音声を再生する
  5. 本番を撮る

試し撮りの確認が、最も大切です。撮影した後に、音が入っていなかった、映像がぼやけていたと気づくと、撮り直しになります。

撮影中に、台本を見ながら話す場合は、スマホの近くに台本を置くか、プロンプターのアプリを使う方法があります。台本を見ていることが画面から分かると、目線が下がって不自然に見えるため、レンズ近くに文字を配置できると自然な映像になります。

撮り終えたら、必ずその場で再生して、映像と音声を確認します。撮影の環境を片づけてから問題に気づくと、再現が難しくなります。必要なら、その場で撮り直しましょう。

撮影中に台本を見ながら話す場合は、スマホの近くに台本を置くか、プロンプターのアプリを使う方法があります。台本を見ていることが画面から分かると、目線が下がって不自然に見えるため、レンズの近くに文字を置けると自然な映像になります。

撮り終えたら、必ずその場で再生して、映像と音声を確認します。撮影の環境を片づけてから問題に気づくと、再現が難しくなります。必要なら、その場で撮り直しましょう。

構図の基本

  • 顔を画面の真ん中より少し上に置く
  • 背景は、整理された静かな場所を選ぶ(生活感のある物や、個人情報が写る物は避ける)
  • 手元の作業を見せる場合は、手元がはっきり見える距離と角度を選ぶ
  • 目線はカメラのレンズに向ける

背景に、他社の商品や看板、家族の写真、郵便物などが写り込んでいないかを、必ず確認します。

背景の整理は、見落とされがちですが、動画の印象に大きく影響します。散らかった背景は、内容への信頼感を損ねる場合があります。撮影の前に、背景に映る物を片づけるか、シンプルな壁やカーテンの前で撮ります。

撮影する場所は、毎回同じにしておくと、準備の手間が減り、動画ごとの印象も統一されます。

次にやること

三脚を使い、窓からの光が当たる場所で、30秒ほどの試し撮影をしてみましょう。再生して、映像の明るさ、画面の揺れ、音の聞こえ方を確認します。気になった点を一つ直して、もう一度撮ります。この繰り返しで、自分の環境に合う撮影方法が見つかります。機材の購入は、不満が具体的になってからで遅くありません。

撮影が終わったら、スマホの中の素材を整理します。使わなかったテイクは、容量を空けるために削除しますが、編集が完了するまでは残しておくのが安全です。素材のバックアップも、パソコンやクラウドにとっておくと安心です。

撮影の習慣が付いてくると、機材の準備や片づけも短時間で済むようになります。三脚の位置にテープで目印を付けるなど、毎回同じ状態を再現する工夫をしておくと、撮影のたびに映像の印象がぶれません。